大人空手クラスでは、メンバーのやりたい練習を行います。
基本は中学生以上が参加できる稽古となります。
全体稽古クラスは45分程度で行います。
1.形の練習
自分の練習したい形やあたらしく取り組みたい形を選択して個別に練習します。
指導者の指示や指摘を受けて形のレベルアップを図ります。
動画を取って自分で見ることで客観的に自身の動作や技を確認したりします。
この機会になかなか自分では気が付きにくい部分をしっかりと認識し、形を学ぶことが出来ます。
2.組手の練習
組手の練習と言っても練習方法は沢山あります。
大人クラスはよりそれほど大人数でもないので、比較的強化したい部分や練習メニューを自分で決めることも可能です。
2−1.ミット打ち
実際にミットに対して打ち込みを行います。
フィットネスのように、沢山動いて心肺機能を鍛えたり、一つ一つの動きを確認するようにゆっくりと打つなど、色々な練習方法があります。
ミット打ちは仮想の組手を意識したものから、フォームを矯正したり距離感を掴む練習に優れています。
またミットを持つ事は防御の練習にもなりますので、打つだけでなく会員さん同士でミットの持ち合いをする事でより一層技術力が向上します。
またミットにはいくつか種類があって、その使い方も様々です。
強い蹴り技を練習したい場合は、キックミットという大きなミットを使います。
それ以外にもハンドミット等は蹴り技をピンポイントで捉えることが出来ますし、パンチミットは突きの強化にも利用ができます。
色々なミット打ちを通して是非ストレス解消もしてしまいましょう!
2−2.打ち込み練習
打ち込みの練習も時間を掛けてじっくりと行うことが出来ます。
打ち込みとは一方が技を出して、もう一方が受けるという組手の練習です。
実際に相手に打ち込むことで、距離や当て感、技の連続性を利用したコンビネーション等を重点的に練習することが出来ます。
打ち込みは落ち着いて技を出せるので、攻撃側の動きに自分で加える工夫が必要です。
一方で、防御側は相手の動き方や距離感などを推し量る練習になりなす。
2−3.組手の練習
組手にはいくつか種類がありますが、自由に技の攻防を仕掛ける自由組手や出す技を指定する約束組手、審判役の人を入れての試合形式の組手などいくつかのパターンがあります。
普段培った稽古の成果を試す意味でも、また試合に対する技の組み立て方など、色々な練習や意識付けが可能です。
基本的に怪我防止のため、全ての防具を着けてもらいます。
その上で、組手の練習を行います。
人数が多ければ、それだけ多くの対戦ができるので、楽しく組手が出来ます。
組手の稽古はやはり緊張感と駆け引きが楽しめます。
このように組手も全体稽古では、子供と大人等の身長的に大きく違っていたり、入門したての子から大人まで入り混じっての組手ですと、どうしても思い切り出来ない場合もありますが、大人クラスでは文字通り大人しかいないため、存分に稽古に励んでもらうことが可能です。